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 体験的マンションレポート(NO.31)9−0513

マンションの共用太陽光パネルも
都の温暖化防止活動助成の対象に


●この4月から、当面2011年(平成23年)3月まで、都の地球温暖化防止キャンペーンの一環として、都民の住宅に対して、設置した太陽光パネルや太陽熱利用施設などに、一定の補助が行なわれ始めています。

●4月スタートで、1ヶ月の実績は、太陽光パネルが申請で150件、太陽熱施設は5件ほどだそうです。
 このペースなら、当初計画を超えて利用が進む可能性もあるようです。

●ただし申し込みの中に、マンションによる利用はまだ1件もないとのこと。
 マンションの場合、管理組合総会で議決を経なければ、太陽光パネル設置などは困難ですから、普及されていくのは、これからかもしれません。
 私は、区分所有者の理解や協力が得られやすいよう、管理組合への補助とあわせて、個々の区分所有者が払う、固定資産税と都市計画税を若干ずつでも引き下げる減税措置と組み合わせるよう提案しています。

●今回の助成制度は、戸建住宅でもマンションのような集合住宅でも、1戸当たり太陽光パネルなら、発電量が1KW/h(100ワットの電球10個分)につき10万円で、限度額は1戸当たり30万円です。

 したがって、マンションでは、これにマンションの区分所有者の総戸数をかけたものが、限度額です。わが団地では戸数が275戸なので、8000万円以上の補助が降りることになります。

 太陽光パネルの設置に規模が大きい場合のスケールメリットがあるとすれば、戸建住宅より補助の実効性が高くなるかもしれません。

●申し込みを考えている場合は、右の画像のアドレスに問い合わせてみてください。



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