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 アジアの平和の鍵を握る日本国民の選択
 滝野川後援会ニュースの原稿より
  2010・12・1 そねはじめ

 日本と東アジアの平和にかかわる重要な出来事が相次ぎました。

9月の尖閣諸島を巡る中国漁船と巡視艇の衝突、その後の映像流出事件。

ロシア大統領の国後訪問、11月には北朝鮮の無差別砲撃事件、そして沖縄県知事選挙での伊波候補の大健闘です。

 3ヶ月間に連続したこれら出来事の大きな背景には、東アジアで軍事力によるアメリカの支配やそれにすがってきた歴代日本外交の影響力が色あせ、代わる中国の台頭があります。

 今、アジアの平和と安定の鍵をにぎるのは、大きくゆれ動いている日本国民の世論の方向ではないでしょうか。

 それはマスコミが米軍の必要性を叫ぶ中でも、沖縄の人々が伊波さんの大健闘とともに普天間基地を沖縄の外に出させる道を現職候補に約束させる結果を生み出したからです。

その根底にある“軍事力で平和は守れない“との沖縄の良識が国民全体のものになればどうでしょう。

尖閣諸島を巡り中国が日本政府と道理のない駆け引きをする余地もなくなり、千島問題に曖昧な日本の弱点を見透かしたロシアの動きや、アメリカを2国間交渉に引き出そうと妄動をくり返す北朝鮮にもきっぱりした姿勢を貫き、軍事力よりはるかに強力な日本の平和の力を発揮できることは間違いありません。

 その日を一日も早く、と思うこの頃です。


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