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震災レポートNO.12 <11・3・24>
乳児の水道水摂取を避けるため25日もペットボトルを区市に提供
避難者への都営住宅第一次申し込みは明日25日まで

【 乳児へのペットボトル支給について 】

●報道されているように、都は23日に、前日22日午前9時に汲み上げ調査した都の金町浄水場の浄水から、暫定基準値(100ベクレル/s)の2倍、210ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたことと、乳児に飲ませるのを控えるよう発表しました。しかし、乳児を抱える家庭に対する対応策は具体的に示しませんでした。(都の発表文書はここから)

●これに対し、都議団は、測定ポイントを増やし、常時監視体制をとること、都として乳児への摂取を避けるための代替のペットボトル水を都の備蓄から提供するなど、4項目の具体的対策を求めました(都議団の申入れ文書は、ここからクリックしてください)

●その結果、都は以下の措置をとりました。

○乳児(8万人)のいる家庭に1人あたり3本分のペットボトルを提供する。そのために、今日午前中に関係区市に搬送する。

○追加の提供も準備するとともに、業界にも増産を要請する。

○水道水の測定値は、当面毎日公表する。
(現在3か所で測定。ポイントの拡大は検討中とのこと)

○問い合わせは福祉保健局に。問合せ先 03−5320−4657

●さらに翌日23日の9時に採取した水からも190ベクレルの放射性物質が検出されましたが、24日の採取分では79ベクレル(基準以下)に下がりましたが、今後も予断を許しません。(23日9時採取の検査結果、および24日6時採取分の検査結果は、ここから)
 なお、都は、念のため明日もペットボトル24万本を提供すると発表しました。


【被災者のための都営住宅申し込みは明日まで】

 都は、被災者のための都営住宅2000戸を確保し、提供を開始しました。
 現在第1回目として、600戸を募集しています。
 申し込み状況は、23日午後7時時点で、750世帯とのことです。
 区市の避難所や知人宅などに避難されている方で、入居希望者には、明日までの申し込みに遅れないよう、情報提供が求められています。

●申し込み期間 25日午後7時まで(抽選・発表28日、入居4月1日)
●受付場所 都庁第2庁舎2階、都が開設した避難所
●問い合わせ専用ダイヤル 03−6812−1200(平日9〜18時)
 (18〜21時と土日は、03−5430−4921、4946、4972)

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