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2000年2月16日行財政改革特別委員会総括質疑(3)

愛知では万博開発の一方で福祉削減提案。世論で撤回かちとる

 

そね都議は、福祉切り下げのごり押しを図る都の姿勢を批判すると共に、その一方で、石原知事の「危機突破戦略プラン」には大型開発がめじろ押しであることを指摘し、時代遅れの開発至上主義を改めるよう求めました。

 そね議員は、愛知県で、障害者などの医療費助成が、東京都と同じ、4人家族年所得で461万8千円の基準に引き下げる提案がされた時、障害者が座り込みなどで「万国博で国際的にも無駄づかいを指摘されながら、そのかげで障害者福祉を削るのか」と厳しく反対の声を上げ、ついに公明党などが、日本共産党と共に反対に回ったため、知事が提案の断念に追い込まれたことを、公明新聞の記事で紹介。

「東京も、万博より更に大規模な、湾岸や都心の開発構想を打ち出しながら、愛知と同じ基準で切り下げが提案されており、これにどういう姿勢をとるかで、議会各党の責任が問われることを強調しました。

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