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1988年3月議会での本会議質問

「区立図書館の充実、桐ケ丘団地再生計画問題をいち早く質問」

●あるラジオ放送で千葉県の浦安市の新しい図書館が、子供やお年寄り、障害者などに配慮した設計、リファレンス機能やコンピュータの活用などで先進的だという話を聞き、初めて質問準備のために他県まで視察に行きました。  行ってみると、漁師まちだった浦安のちっぽけな図書館を、市民の運動と参加で各地に地域図書館を造りながら、最後にりっぱな中央図書館を完成させ、図書館ネットワークを実現させるまでの粘り強い運動があったことを知り、「やはり現場を調べると、100倍も勉強になる」と実感しました。

●調査を元に、私は北区の図書館の充実について、 (1)豊島五丁目団地など地区図書館を切望している地域への整備の課題(これはすでに豊島区民館の中に実現しました)
(2)中央館建て替えと、当面のサービス向上について
(3)専門性を生かせる職員配置
などを教育長に質しました。

 特に、勤労者も利用しやすい開館時間の延長が大きな課題であること。コンピューター導入でサービス改善を大いに図るべきだが、浦安市の図書館ではサービス向上で利用者が激増したことなど先進自治体の例を挙げて、図書館の職員をコンピュータ導入を口実に減らすことは許されないと強調しました。  渡辺教育長は、地区館建て替え、時間延長などで積極的な姿勢を示しました。

●桐ケ丘団地の建て替え計画をいち早くつかみ、具体的な住民要望を元に質問  曽根はじめ都議は、以前から「住宅改善」が検討されていた桐ケ丘団地について、国の方針変更によって大規模な建て替え計画へと変更されつつあるとの情報をつかみ、住民参加と要望の尊重を体制上も保障するよう求めました。

 住民共通の最大の要望は「20世紀のうちに全ての住宅に浴室をつけてほしい」所にあり、建て替えへの変更で長期間風呂なしで待たされることや、生活や防災に影響の大きい極端な高層化は認めるべきでないなど、具体的に区長に質しました。

 区長は「住民要望を尊重する」としながらも「14階建ての高層住宅はすでに(E47号館)ある」などと、高層化を容認する姿勢を示しました。

◎こののち、北区の図書館は、東田端図書館を皮切りにコンピューターネットワークを作りながら、14館構想を実現し、開館時間延長、CDカセット貸出し、本の検索・取り寄せなど曽根質問は大部分実現しましたが、中央館建て替えだけが、バブル崩壊による財政難で課題として残されました。必要な区民施設の優先順位をつけながら、財政見直しの中で解決しなければなりません。

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