そねはじめ切り絵の世界32
野鳥シリーズJ
「オオタカ」
自然破壊とのたたかいを象徴する存在

 
 かつて圏央道高尾山トンネル、坂浜平尾や川北開発など多摩の殆どの大規模開発から自然を守る大きな支えがオオタカ営巣でした。森の高い樹上に巣が発見されると環境庁(当時)も周囲百メートルの開発を規制したので、開発業者に壊されぬよう24時間カメラ監視まで行われました。
 人里から森の奥まで10キロ四方を白い翼で飛び回り、あちこちに捕食を残す大食漢です。

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