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 はじめ通信1028
騒音・振動の軽減策を実施 
地元ぐるみの運動みのる 議会、交渉で
共産党も尽力

  =首都高王子線=     <赤旗10月28日より>

 北区・堀船

 首都高速道路株式会社はこのほど、北区・堀船地域での首都高速道路王子線の騒音・振動対策として、道路のつなぎ目をなくすノージョイント化と、橋りょう(橋げた)の振動を抑える制震板を設置することを明らかにしました。住民とともに日本共産党も提案してきたものです。

首都高王子線を調査する(右から)山崎区議、曽根都議、
 八巻区議ら=4月、北区

 同地域では、高架道路のつなぎ目を車が通るさい、「ドーン、ドーン」という騒音や振動が発生。耐えがたい被害をうけた住民は町会ぐるみで首都高に解決を求め、北区議会も一致して対応を求めてきました。

 日本共産党の山崎たいこ区議は7月の区議会交通環境対策特別委員会で、ノージョイント化、低周波騒音・振動対策のための制震装置設置などを要求。5月には、党区議団と曽根はじめ都議、緒方靖夫参院議員事務所が、二つの対策をすすめている阪神高速と名古屋高速を視察し、住民とともに首都高と交渉。被害地域の全面的な騒音振動調査、ノージョイント化、制震装置設置などの抜本対策を迫りました。

 首都高は8月、民間の研究調査機関に委託して堀船地域の騒音振動調査を実施。その結果、つなぎ目騒音と低周波騒音・振動の影響が明らかになり、今回の対策を決めました。約1年間かけて二たつの対策を講じ、結果を検証のうえ、さらに対策を検討するとしています。

 
解決へ一歩

 山崎たい子区議の話
三年にわたる住民の苦しみの解決へ一歩が踏み出されました。高架道路床板全体の振動を抑える制震装置の設置もぜひ行うべきです。


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