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 はじめ通信060306
 田村参院選挙区候補ら調査
 北区堀船の水害地域、ダイオキシン汚染の団地
 
<赤旗3月5日より>

石神川の仮設護岸を視察する一行。左から曽根都議、田村参院選挙区候補、山崎区議、のの山研、12区政策委員長

地元住民団体の説明をうける


 日本共産党の田村智子参院東京選挙区候補は4日、昨年9月の大雨で石神川の護岸が落下し水害を受けた北区堀船地域と、ダイオキシン汚染問題に揺れる同区豊島五丁目団地をそれぞれ視察しました。

 堀船地域では、地元自治会長などで作る水害対策協議会事務局の案内で、水没した半地下の駐車場や落下した護岸部分を視察。都との約束通りのやり方で工事をしなかった施工業者や首都高速株式会社に責任があるとの説明を受けました。

 これには、曽根はじめ都議、山崎たい子区議、のの山けん東京12区政策委員長が同行しました。

 その後、豊島五丁目団地に移動し、福島宏紀区議の案内で団地内を視察。先月、都の環境審議会でダイオキシン対策特別措置法に基づく汚染地域指定範囲について答申が出たことなど、この間の経緯について説明を受けながら、都市再生機構が盛り土作業のために黒い不織布で植栽をおおっている様子などをみました。

 土曜日恒例の青空市で食料品を売っていた地元出身の女性が田村候補に、「幼いころは化学工場の煙でぜんそくに、なり今度はダイオキシンなんてひどい話」と声をかけました。

 視察後、田村候補は「実際に現地視察することで状況が良く理解できた。今後の交渉に生かしたい」と語りました。

 
「解説:下の図は、都が最初に指導した仮設護岸の工法と、違っていた部分を示した図です。 I形鋼部とされているのが、今回決壊した部分ですが、他にも「鉄板部」とされている部分も、都の指導したやり方(鋼管矢板部)と違っていました。この部分については、夏の増水期までに、首都高速鰍ノ安全点検と必要な補修をやらせるとのことです。

 
その下の写真は、I形鋼部と、鉄板部の境目の写真です

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