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はじめ通信・子どもと教育のはた0328

石原イズムの教育攻撃に立ち向かう人たちの輪が広がってきた
3・26日野市民の会の集い、3・28夜間定時制の集いに参加

●この間のすさまじい石原都政の教育攻撃に、いったんは歯ぎしりさせられたさまざまな分野の人たちが、じりじりと押し返しながら同時に手をつなぎはじめました。
 この間、性教育への攻撃を受けた七生養護学校の父母、関係者を中心に日野市の市民の会が誕生し、昨年に続いて3月26日には、地元の市民会館で集会がもたれました。
 都議会議員にはメッセージの要請がありましたが、私とネットの執印議員が参加し、それぞれ連帯のあいさつをしました。
 ところが、主催者側がやけに緊張しているなと思ったら、その会場には、都教委が七生養護に派遣している「アドバイザー」で、事実上、性教育を元に戻させないための監視役とも言うべき人物も、主催者の「遠慮願いたい」の要請にも応ぜず会場内に陣取っているとの紹介がありました。
 一般市民が参加できる集いとは言え、いまや学校内外での発言で、調査や処分の対象になりかねないときだけに、とんでもない抑圧的態度です。
 そんな中でも、性教育への抑圧とたたかう運動の顧問の弁護士さん、性教育を高く評価してきた学校評議委員の方、そして七生の先生や父母などのトーク形式の、ミニシンポジウムなど、皆さん堂々と七生の性教育を元通りに復活させること、そのためにも性教育の教材をきちんと現場に返すべきことなど、強く求めて発言しました。

●3月28日には、おととしの秋に統廃合計画がうちだされた、夜間定時制高校の生徒や保護者、OB、国連への証言の活動に携わった弁護士らが集いを開き、リレートークを行いました。

 そのとき、私が25日に予算委員会のしめくくり質疑でとり上げた、定時制八潮高校卒業の森さんが、国連での証言にいたるまでの経過や、勧告についてなど、報告しました。
 また、今回の証言と、その結果、異例の勧告を勝ち取ったことを、今後の運動に生かそうとの、弁護士からの提起、定時制の生徒や卒業生から、自分はなぜ定時制を選んだのか、どう変わったのかなど、体験が語られ、さらにいま、石原都政の教育の破壊とたたかっている両国や九段の定時制高校関係者をはじめ、都立大学、夜間中学など各分野からのトークも行われました。


 そのときの、森さんたち生徒の話す姿が、いかにもすがすがしくさわやかで、カメラを持ってこなかった私は、つい紙の裏にスケッチしてしまいました。あとで画用紙にコピーして色をつけたのが、右の絵です。

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