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はじめ通信・05勝利をめざして5-0127

赤羽台3丁目の水害対策で都の説明を聞き要望と懇談を行ないました

●1月25日(火)午前10時半から、町会事務所をお借りして、赤羽台3丁目の水害対策問題で、都下水道局の現在の対策を聞き、地元住民の要望を都に聞かせるための住民の懇談会を開き、昨年9月の水害で被害を受けたガラス店の岩井さんをはじめ13人の住民の方が参加しました。都からは北部第2事務所の平峯さんと、北区出張所の下田さんが説明に来ました。

●まず、昨年秋の台風や集中豪雨の被害について、岩井さんなどから説明がありました。最初は落ち着いて話していた皆さんも、だんだん当時の記憶がよみがえり、「まるでこの地域は水の溜め場かといいたくなるほど、そこらじゅうから水が集まってくる」と厳しい話も出ました。
 集中豪雨の際に、もともとその地域で出てくる水以外に、師団坂を星美学園のほうから水が流れてくること、赤羽台団地の東小の方角からも、また赤羽西口方面からも道路を水が流れてくること、さらに新幹線高架の上にふった雨が、八幡神社の手前がいちばん低いせいか、高架を溢れて「滝のように落ちてくる」そうです。しかも水を吸い込むはずの取り込み口に泥や落ち葉がたまりやすく、注意して掃除していてもどんどんふさがってくるといいます。

●下水道局の対策として、4つの方向を都が説明しました。
(1)12年前の大雨の後造った赤羽台公園の貯留施設が十分働いていないため、区と協力して入り口を付け替え、500トンの容量をフルに活用し、さらに上部のゲートボール場まで、プールのように水を溜められるようにする。これは05年度予算がつく見通しとのこと。
(2)赤羽台団地の建て替え時に団地自身の下水の貯留や敷地にふった雨水を溜める施設を作るよう、「都市整備機構」に申し入れること。
(3)線路の東側の一番街入り口で、赤羽台からの下水幹線が合流して神谷ポンプ場へ排水が送り出されるので、ここにポンプをつけて線路西側からの水が早く送り出せるように改良すること。今年の4月から実施予定。
(4)計画中の都道補助85号線の建設で、今の板橋踏み切り後の道路の北側に大きな道路が整備され、東側のほうが地面が低くなって水の流れが変わるはず。また道路の下に下水管を設置することができる。
 以上の角度からやれるところから手をつけると、説明がありました。当面は公園の貯留施設の改善と一番外のポンプ稼動の効果を確かめながら次の対策を検討することになりそうです。

●参加者はさらに、「U字溝や吸い込み口のゴミや落ち葉をまめに掃除してほしい」「赤羽台団地の貯水槽は、建物ごとに造って」等こもごも要望を述べました。
 私はさがら区議と力を合わせ、何よりも貯留施設の地下タンクなど次々と改善させていく決意です。また引き続き、都市整備機構や北区との交渉や要望活動に取り組んで行きたいと思います。

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