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はじめ通信・05勝利めざして5−0130

都議選勝利への関門が2月15日に迫っている
都区職員後援会の新春の集いでのあいさつ

○今年は戦後60年と同時に自民党が結党50年を期して憲法改定草案を出そうとしており、今通常国会には国民投票法案も出されようとしている。ねらいは9条改定で戦争できる国づくり。だからこそ一緒に教育基本法を改定し、愛国心教育で戦争に出かける若者を育てようとしている。
 国政選挙がないなかで都議選が平和憲法を守るのか戦争大国かの有権者の審判を仰ぐ場にもなる。改憲派の急先鋒・石原知事にオール与党が沈黙し礼賛さえする中でも、憲法否定の言動が知事の職と両立しないとズバリ指摘している都議会で唯一の護憲の党として、日本共産党の消長が憲法論議に大きな影響を及ぼす。何としても負けられない。

○先日都の弘済会労組のはた開きで議会棟の清掃職員さんと杯を交わした。民間企業と入札で低額契約を競い合い、部所によっては年収100万円ほどという話を聞いた。庁舎の清掃や管理の委託は人件費見合いでないため、物品購入と同じで入札はどこまでも低い額になる。4月からの契約更新も大変で、職場を失うかもしれないという。
 都の文化施設も図書館も体育館も都営住宅や公園も全て指定管理者導入により民間とのむき出しの低額入札競争になろうとしており、同じことが広がっていく危険がある。まさに民営化の行く末を見る思いがしました。
 私は「我々議員もこの夏でいわば”契約更新”で戻ってこれる保障はない。しかしお互いに歯を食いしばってもう一度議会棟に戻ってきて仕事をしよう。都庁で働く職員にさえ年100万円しか出さない都の勤労者いじめを許していたらは景気だってよくならない。何としてもまた一緒にこの理不尽な悪政とたたかおう」と訴え、堅い握手を交わしました。そのためにも勝ち抜かねばならない。

○最後にお願いがあります。わが党は今30人学級の署名を2月15日に横山教育長に直接提出しようとしています。これは30人学級絶対拒否の石原・横山に都民世論という伝家の宝刀を抜いて一太刀浴びせようとしているわけです。しかし未だに署名数はちょぼちょぼで、これでは刃を抜いたら竹みつでしたということになりかねない。そこで候補者はみな崖っぷちに立つ積もりで自分の地域で集めた署名だけを持って一人一人提出することにしました。
 私も偉そうなことを言ってきて薄っぺらな署名の束では済まされない。自分自身で1万人の署名をかき集める決意です。今日も用紙を持ってきました。乾杯の後で回りますので、まだの方は是非ご家族ともどもご協力願います。

○私も区議と都議で18年。多くの皆様に育てていただきましたが、この18年の蓄積は今年のたたかいに勝利するためにこそあったのだと思っています。たたかってたたかい抜いて、死力を出し尽くしてこそ勝利があると思います。どうか今後もご支援をお願いします。

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