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はじめ通信・05勝利めざして5−0224
浮間の温泉掘削火災現場
事業者はようやく掘削井戸の密封、やぐらの撤去を近所にお知らせ

●今日、24日、都の福祉健康局の担当課長が、浮間の火災現場で26日から掘削井戸の密封とやぐらの撤去作業に入り、2週間ほどかかるとの近隣住民あてのお知らせビラを持って来ました。内容は、下記のようなものです。

●前回お知らせしたように、今回の火災事故は、天然ガスが出ることが事前に予想され、対策も許可条件に含まれていたにもかかわらず、なぜ火災を防げなかったのかが、厳しく問われています。
 事業者がガス遮断バルブと違う「パッカー」を付けていたのが原因なのか、それとも掘削現場に火気があったことが問題なのか、あるいは噴出したガスが予想しがたいほど多量だったため不可抗力だったのか・・色々な原因が考えられます。

●都はすでに2月18日付で安全対策検討会を立ち上げ、一回目が開かれています。今後、数回開いて5月ごろに結論を出し、いずれにしても自然環境保全審議会に報告するとの説明でした。
 事業者も弁護士を依頼しているらしく、都の姿勢も慎重なように見えました。

●今後、この掘削井戸はどうなるのか・・。事業者はおそらく億単位の投資をしているため、事業再開を断念していないようですが、検討会で刑事責任が明確になれば、再開を認めることはありえません。仮に裁判などでもめた場合についても、昨年7月の掘削許可が、2年後の来年には切れるので、おそらく温泉事業の再開は事実上困難と言えるでしょう。

今後の現地の扱いについても、注目して行きたいと思います。

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