| はじめ通信・夏のこだま0614 息子の加藤大治郎も伊能忠敬の息子役で出演 6月13日都議会芸術文化議連「子午線の夢」上映会に加藤氏が挨拶 |
| ●6月13日、都議会議事堂の都民ホールを会場に、都議会の芸術文化議員連盟の主催による、映画「子午線の夢」の上映会が行われました。これは、何と、江戸開府400年を記念する行事の一つでもあるようです。 ●上映に先立ち、伊能忠敬訳で主演した俳優座の加藤剛氏が、舞台挨拶を行いました。議員連盟の役員は、この前に、加藤氏と昼食会まで開いたそうです。 加藤氏は伊能忠敬という人物を、今日の高齢社会を先取りし、高齢者の生きがいと健康法としての歩くことを、見事に統一させた科学の人として紹介。さすがに俳優だけ会って、その語り口は、まるで詩を朗読するような浪々とした調子でした。 ●映画のほうは、俳優座の社長が宣伝したとおり、俳優座総出演。伊能忠敬の娘役には西田ひかる、隠居してからの恋人役には賀来千賀子、彼に日本地図を作らせる天文学者の高橋には榎木孝明、そして伊能の末の息子には実際の息子の加藤大治郎が扮していました。 ●ストーリーも、「教育的になり過ぎないように気をつけた」という紹介のとおり、一科学技術者の淡々とした人生を、当時の幕末の激動の国内外の情勢や、佐原や薩摩の洪水騒ぎ、間宮林蔵など暗躍するスパイ合戦、役人の完了姿勢と政治腐敗、さらには家族と親子のあり方、はては老いらくの恋まで描いて盛り上げ、全国の風物も描いてなかなか面白い作品になっていました。 ●会場は、都議会議員とその関係者など200人でいっぱい。それにしても、映画が終わっても、まだエンディングテーマがかかって字幕が出ているのに、都議会議員らが真っ先にあわただしく会場を出て行くのは、いかにも失礼。この人たちは映画館でシネマを楽しむゆとりがないんだなあとつくづく思いました。
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